健診結果でわかるあなたの健康
再検査と言われたら

再検査を恐れない

  検査結果は大きく分けて「正常」「正常範囲」「要再検査」「要経過観察」「要精密検査」の5つに分類されます。

「正常」の場合は、今回の健診の範囲内では異常ないということ、「正常範囲」の場合はわずかに所見を認めますが、多くの場合は心配する必要はありません。

 「要再検査」の場合は、「疑わしいところがあるので、もう少し経過を追って検査したほうがいいでしょう」ということです。必ずしも病気があると診断されたわけではありません。

「要経過観察」の場合は、所見を認めますが、今すぐに治療や精密検査を受けるほどではなく、現在の経過をみながら日常生活に注意してください。

「要精密検査」の場合は、病気の有無をさらにくわしく検査で確かめる必要があります。

 検査結果は、検査日の体調にも左右されるので、少し疑わしければ「再検査」と診断が下されることがあります。あまり悩まず再検査を受けに行くのがいいでしょう。たいていの人は再検査で異常のないことがはっきりします。また、再検査で病気が見つかっても早期に発見することができれば、治療によって治すことも可能です。

すぐに対応することが大切

 一番の問題は、病気が見つかることを恐れて、再検査を受けに行かないことです。放置しておいて、自覚症状が現れたときには手遅れになっている場合もあります。これでは何のために健康診断を受けたのかわかりません。「再検査」と言われたら、結果表の指示に従って速やかに対応するようにしましょう。

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